着物レンタルのカテゴリー・・・実際は着物のカテゴリなのですが、リアル店舗と違って選べる着物の数も種類も多いのがネット宅配レンタルの特徴です。
豊富なお着物の中からより自分に合ったものを選ぶ事が出来るように、ネット着物レンタルはより細かくカテゴリが分かれています。
留袖、黒留袖
留袖は結婚式や披露宴などで新郎新婦の母親、既婚の姉妹、ご親族、仲人夫人が着用されるケースが多いでしょう。
留袖とは、上半身に柄が無く裾だけに模様が入る黒地の着物の事で別名「江戸褄(えどづま)」とも呼ばれるものです。
最も格が高い既婚女性の第一礼装です。
背・両袖・両胸の5か所に紋が入ります。
既婚女性の着物の中で一番格式が高いもの五つ紋入りの「黒留袖」です。
出典：「きもの３６５」友禅黒留袖No.031-0522-S
結婚式や披露宴に参列される既婚女性のご親族（新郎新婦の母親、既婚の姉妹、その他ご親族）、そして仲人夫人が着用します。
「黒は何色にも染めることができない色」であることから結婚に対する強い意味が込められている、という事で黒のお着物「黒留袖」が一般的になているそうです。
金・銀・白の礼装用の小物、白の半衿、長襦袢、足袋を合せるのが決まりです。
黒留袖のレンタル相場は？
きもの３６５の場合、特集とレンタル価格相場は次のような感じです。
未着用のもの特集、古典柄特集、モダン柄特集など、友禅黒留袖（税抜19,800円から）、大きいサイズ（14,800円から）、総刺繍黒留袖（39,800円など）、金彩 黒留袖（48,900円など）。
きもの３６５では「50代のお母さま黒留袖特集」があります。
和楽庵では9,800円からラインナップされており、加賀友禅黒留袖レンタルは39,800円、夏場価格は34,800円（税抜）からあります。
ハタオリでは29,800 円 (税込)の価格帯が多いです。
はるか屋もレンタル価格税込29,800 円のものが多いです。
着物レンタルの種類一覧
色留袖：結婚式新郎新婦の姉妹、ご親族、既婚未婚どちらでも、裾だけに模様
訪問着：結婚式、入園式、七五三、茶席他改まった席とよりカジュアルな場、全体に模様
単衣：裏地である胴裏と八掛を付けない単衣(ひとえ)仕立てのものは、6月、9月
絽（ろ）、紗（しゃ）：夏着物、裏地がなく透け感のある薄い生地で仕立てた、7月・8月
色無地：お茶席、知人結婚式、お宮参り、入卒業式、白生地を単一色に染めた無地に地紋
小紋：普段着、お友達とのお食事や買い物など、全体に細かい柄が描かれている
振袖：未婚第一礼装、成人式、親族ご友人の結婚式、パーティー、全体に模様、袖丈が長い
卒業袴：本人や先生卒業式、袴の上から二尺袖又は振袖
浴衣：花火・夏まつり
七五三：三歳「髪置(かみおき)」五歳「袴着(はかまぎ)」七歳「帯解き(おびとき)」
産着：お宮参り、掛衣裳、熨斗目(のしめ)、ほぼ一カ月後、男児の産着には五つ紋
男着物：成人式結婚式、男性第一礼装は黒紋付・羽織・袴、着物と羽織に五つ紋、袴は縞柄の仙台平
＊2017年6月時点の情報です。