訪問着は、胸・肩・袖・裾などに模様がつながる様に染められた着物です。
留袖との違いは上半身に柄が無く裾だけに模様が入事に対し全体に模様がある点です。
訪問着とは?
訪問着は準礼装として用いられます。
正式に他家を訪問するとき、また宴会、観劇などのおりに着る絵羽(えば)模様の晴れ着です。
訪問着を着用するシーンは?
結婚式、披露宴、入園式、卒園式、入学式、卒業式などで着用できる略礼装です。
他には結納、七五三、茶席、創立記念、祝賀会、園遊会、叙勲、そして挨拶の折など改まったシーンで着用されることが多いです。
改まった席だけではなくパーティーや観劇、お出かけなどにもおすすめです。
訪問着レンタルの相場は?
きもの365は税別1から2万円、3万円までのものが多く、最安値9,800円から、一番高いもの加賀友禅などで49,800円です。
着物レンタルは相場の品質は全て正絹、という品質は徹底しています。
出典:きもの365夏訪問着
和楽庵は最安値9,800円からでやはり1、2万円台のものが多く一番高いもので100万円のレンタル(夏場は50万)のものがあります。
ハタオリはも同様で一番高いもので54,800円です。
着物レンタルの種類一覧
色留袖:結婚式新郎新婦の姉妹、ご親族、既婚未婚どちらでも、裾だけに模様
訪問着:結婚式、入園式、七五三、茶席他改まった席とよりカジュアルな場、全体に模様
単衣:裏地である胴裏と八掛を付けない単衣(ひとえ)仕立てのものは、6月、9月
絽(ろ)、紗(しゃ):夏着物、裏地がなく透け感のある薄い生地で仕立てた、7月・8月
色無地:お茶席、知人結婚式、お宮参り、入卒業式、白生地を単一色に染めた無地に地紋
小紋:普段着、お友達とのお食事や買い物など、全体に細かい柄が描かれている
振袖:未婚第一礼装、成人式、親族ご友人の結婚式、パーティー、全体に模様、袖丈が長い
卒業袴:本人や先生卒業式、袴の上から二尺袖又は振袖
浴衣:花火・夏まつり
七五三:三歳「髪置(かみおき)」五歳「袴着(はかまぎ)」七歳「帯解き(おびとき)」
産着:お宮参り、掛衣裳、熨斗目(のしめ)、ほぼ一カ月後、男児の産着には五つ紋
男着物:成人式結婚式、男性第一礼装は黒紋付・羽織・袴、着物と羽織に五つ紋、袴は縞柄の仙台平
*2017年6月18日時点の情報です。